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金型は製品を生み出す母体となる物です。
ドイツなどでは「生産工学の王」であるとも表現されています。
金型と一口に言っても、製品材質、成形方法の種類によって色々な金型があります。プレス金型、鍛造金型、鋳造金型、ダイカスト金型、ガラス金型、ゴム金型、プラスチック金型などです。
プラスチック製品の成形には、射出成形、圧縮成形、移送成形、
中空/ブロー成形、真空成形などがあります。
弊社は、画像の様に筒状のプラスチック原料を金型で挟み内部にエアーを吹き込む方法で、金型の形状に沿った製品を作り出す、
ブロー金型という金型の製作を専門に行ってまいりました。
中空成形は、金型形状がしっかり出来上がっていたとしても微妙な嵌合や、成形時の条件によって上手く行かない事があります。
工作機が劇的に進歩したとはいえ、
複雑な形状や成形品の抜けが問題になりそうな製品などはどれだけ類似の金型を作ってきたかのノウハウは非常に大切です。
そして、形状だけでなく、量産の際、成形作業工程をなるべく軽減出来る金型が良い金型であると思います。
消費者のニーズが細分化、小ロット多品種を求められる現在は、製品の生産で重要な金型には多くの事が求められています。
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中空(ブロー)成形 |
中空成形とは、各種プラスチック材料を押出機で溶融し
ダイスノズルを通り筒状の樹脂(パリソン)を型で挟み
エアーを吹き込み製品形状を作りあげる成形方法です。
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